<2018.07.11 たびのえにし>


引き続き長野県松本市より発信





旅の途中、出逢う人たちとの会話は

楽しいし、面白い。

ひょんなことから

地元の情報を
聴かせていただける。



栄えた頃と今の現状、

木工細工の技術的なこと

積雪を伴う厳しい冬のこと

海なし県の食文化のこと





山奥の林道沿いのレストランで休憩した。

30代であろう店員さんとお話しを。



キャンプサイトもあるので
ゴールデンウィークやお盆の頃は
予約も取れないほど。


しかし、他の時期は閑散と。


冬場になると道路も閉鎖で
新宿のラーメン屋さんで
アルバイトをされたそうだ。



「都会と山の大自然との
ギャップはどうですか?」


と、お聞きすると


「そりゃ、すごいギャップで
精神的にも辛いですよ」


と、笑いながら言われた。



「市の予算が上高地方面に集中して、
こちらには回って来なくなって
寂れるばかりです。」


バブル時代に建てられた
キャンプ場やホテル、山荘などの
多くは閉鎖され、朽ちて放ったらかしだ。



「素晴らしい自然があるのだが、
残念だなあ」と、思いかけたが、


開発ばかりして、
栄枯盛衰を繰り返すだけではなく
動態保存していく考え方も
重要だと思った。


自然の循環を壊さず
生物としてのヒトが
その中でどう循環の
歯車になれるか。





その若者から

「毒沢温泉はいいですよ」と、
教えてもらった。


傷の治療に
利用していた
その名湯を
武田信玄公が
敵を欺くために
あえてそのような
名前をつけたそうな。


別名「神の湯」


調べて行ってみると
まさに秘湯。

冷泉でかなり冷たいが、
加温している方は
色が赤い。


交互に入るのが良いらしく
冷泉にも入ったが
結構、最初は根性がいる。


飲用可で飲んでみると
甘くはないが柑橘系の味がする。



休憩室に本も置いてあり
寛ぐには最高。


少し昼寝をしたり
読書をしたり


そして、


何もしない時間を

慈しんだ。




栗田  和昌








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