<2019.6.27 露天風呂つながり>


昨年の12月のこと。

鹿児島からの帰り、

飛行機の出発時間まで

数時間あったので

霧島の日帰り温泉に

立ち寄った。


大浴場に入って

ゆっくりしていると

なぜか露天風呂に

行かなければという

思いが強くなった。


通常、露天風呂へは

そのままいけるはずだが

そこのホテルは一旦

着替えてから

出ていかねばならなかった。


面倒だとも思ったが、

行かねばならないという

声に体が動かされた。


露天風呂に行くと

初老の先客がおられた。

「先程まで湯量も少なく

寒かったのですが、ちょうど

いい加減になったところですよ」と、

話しかけてこられた。

そこから、色々お話が

進み、趣味で陶芸を

やられていることがわかった。

聞くと、来年の6月に個展を

開かれるということなので

これも何かのご縁と

「観に行きます」と、

返答して別れた。



月日は経ち

お約束の日が今日だった。

新大阪から鹿児島中央まで

新幹線で行き

「黎明館」という島津家の

本丸へと着いた。


ご本人と久しぶりの再会で

本当に来たということで

びっくりされていた。


習い始めて2年ばかりとは

思えない作品ばかりで

感動の連続だ。


同時にお知り合いの先生が

個展をされていたので

そちらも拝見させていただくことに。


真っ暗な空間に

デザインされた仄かな

灯りが40体以上ある。

一体なんなのかと思っていたが

創作者の吉田さんが

「孟宗竹の表面を彫って

中にLEDの照明を入れて

光っているのです。

オレンジ色に輝いているのは

竹そのものの色なんです」と、

説明してくださった。

完成するまで8年の歳月が

かかったそうだ。


バリ島からも声がかかり

10月に個展が開催されるそうだ、


陶器と竹光に圧倒された

素晴らしい時間であった。


露天風呂からつながった

このご縁は

きっと何かの

スタートに違いないと

確信している。






なんの根拠もないけどね。





栗田 和昌







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