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<2019.11.13 やらなくてよくなったこととか


今日昔から仲の良いご住職と

晴天の中

お話しさせていただいた


そんな中

昔の話が出てきた




人を殺すと褒められる時代があった


勲章なんかも もらえた

褒められもした

もっとたくさん人を殺すと

もっとたくさん勲章をもらえた



守るべきものを

守るために

いやでも人を

殺した時代があった


信じられない数の人たちが

いやでも

殺されたりもした



今は人をひとり殺しても

大変なこと

ましてイジメなんて

言語道断だ



朝起きて水を汲みに

行かなくてもよくなった

お湯を沸かさなくても

よくなった


東京にも九州にも

歩いて行く必要はなくなった


食べ物を探しに行かなくても

よくなった

獲物をとる必要もなくなった


着るものも

選ぶのが大変なくらい

溢れている



トイレも綺麗で清潔で

嫌な思いをしなくて

すむようになった



飛行機は毎日

ほとんどの地域に飛び交っている

しかも昔に比べ格安で




蛇口をひねれば

水が出る


蛇口をひねれば

希望の温度の

お湯が出る

不思議



スイッチを押すと

希望の温度の

清潔で快適な

空気が出てくる


スイッチを押すと

地球の裏側の人とさえ

テレビ電話でお話しが

できる

しかも

ほぼ無料で




画面の中の

欲しいものを

ピッと押すだけで

欲しいものが

やってくる

わざわざ手に入れに

出かけなくても






魔法のような

この日本で

思わなくてもいいこと

感じなくてもいいことが

いっぱい起きている

年齢問わずに




いっぱい

溢れていて

昔やらなければならなかった

嫌なこともしなくて

すんでいるのに



周りにたくさんのものが

溢れれば

溢れるほど

どんどん自分に

空洞があいてくる



しなくてすむことが

増えれば

増えるほど

自分の意味がなくなってくる



選択肢が

増えれば

増えるほど

選ぶものが

なくなってくる




何もない

何もない

ところに

自分が

見えてくるのかもしれない



元を正せば

何もないんだから



でも


そこに

いっぱいの

存在があり



何もない

自分があり



いっぱいの

自分の

存在がある





それだけで


いいじゃないですか


それだけで




そこから

スタートっす




ご住職曰く

「昔は自分のことなんて

言うてられん時代でしたもんね

何人もの子供の世話は

せなあかんわ

薪づくりはせなあかんわ

お風呂は薪で沸かさなあかんわ

田んぼに行かなあかんわ

大掃除はせなあかんわ

村の行事に出なあかんわ



核家族でなく

おじいちゃん、おばあちゃんが

孫の世話もしてくれたり

したけれど

生きていく上で

やることがいっぱいあった」




西洋式のライフスタイルが

浸透して

いい悪いは別にして

生活は向上してはいるが


何かが

おかしいと思う今日この頃





栗田 和昌





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